マイアミ、バル・ハーバーに現れたヴェルサーチェのコンセプトストア。キュリオシティが手がけたヴェルサーチェのストアとしては初の出店となります。ブランドの個性を見つける、あるいは、角度を変えて再発見できる楽しさのつまったストアは、今までにない斬新で大胆な表情で訪れる人を驚かせるでしょう。

モノトーンのパターンで飾られたファサードは、訪れる人の気持ちを掴み、内装の活力を見せるようデザインされています。

エントランスを通ると、ダイナミックでインパクトのあるゴールドの柱が、堂々とした雰囲気で迎えます。
ミニマルなディスプレイデザイン、多様な質感とトーンで生まれる陰影に、ゴールドのエレメントが絶妙に調和します。

来客を誘導する流れを作るようデザインされた店内。斜方形のパターンが織りなすリズミカルな連なりが、空間に動きを与え、来客は流れるようにコーナーからコーナーへと渡り歩きます。

繊細なゴールドのストラクチャが張り巡らされた天井。そこで生まれる輝きが、視覚的な効果を創ります。陰影、リフレクション、きらめきが、絶妙な質感とデザインになります。
陽光が射し込んだかのような、シームレスな光を天井にもたらすのは、調光可能なLED。 ライティングもまた、空間を彩る重要な素材と言えます。

ブロンズの繊細な線が織りなす森の向こうに現れるのは、店内全体と好対照の表情を見せるフットウェア・サロン。ブロンズのフィニッシュを引き立てるブルー・カルサイトの鮮やかな色彩をまとい、ジュエリーボックスのような空間に仕上がっています。壁に投影された影を通じ、異なる素材が溶け合います。

絶妙な質感の壁を背に浮かぶフレームは、スカーフやTシャツなどハイパーグラフィカルなアイテムをさらに引き立てます。厳選した素材とともに入念に考えられたディスプレイデザインにより、視線は自然と商品に向かいます。