21 FEB, 2023

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RUINART PAVILION NICOLAS INTERIOR BY CURIOSITY
 

世界最古のシャンパーニュ・メゾン、RUINART (ルイナール)が、メゾンの歴史300年の節目を前に、2024年9月、新たなパビリオンを新設することを公表しました。メゾンの歴史を語る上で重要な地であるフランス、ランスの 4, rue des Crayèresに創られるこの施設は、藤本壮介氏による建築、それを囲むランドスケープをChristophe Gautrand (クリストフ・ゴートラン)氏がデザイン、そしてその内部に特別な空間を創るよう、キュリオシティ、グエナエル・ニコラがインテリアデザインを担当します。

歴史的建造物の目の前に建てられる現代的なパビリオンは、ショップエリア、ラウンジ、バーレストラン、テラスを擁し、伝統とモダニティの絶妙な対話の中で、異なる趣向を持って訪れる全てのお客様の心を満たすワイナリー体験を提供します。 グエナエル・ニコラは、「この歴史的な場所において、私の役目は世紀を跨いで歴史を築いてきたメゾンと現代的な体験の絶妙なバランスを見出すこと。訪れる人には、自然なかたちで余すことなく発見と想像を楽しみながらメゾンの世界観に浸っていただきたい。驚きの中で、その世界に導けるように取り組んでいる。」と語ります。

メゾン・ルイナールの環境配慮への取り組みに準拠すべく、このプロジェクトは、環境への負担を軽減するデザインプロセスを重視しています。緑豊かな公園の中心で、このパビリオンは、日の流れ、季節や天候の移ろいに合わせながら、メゾンの新たな歴史の幕を開けるでしょう。

建築設計:藤本壮介 / ランドスケープデザイン:クリストフ・ゴートラン

 
 
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