06 APR, 2011

スワロフスキー・ウィーンの建築的なトレードマークであるガラスのキューブは、ウィーンのダウンタウンにある活気ある歩行者天国とスワロフスキーのきらきら光るショップという世界をつなげています。この有名なガラスキューブのディスプレイが刷新、その一つをグエナエル・ニコラが担当しました。

Kaerntner Strasse と Marco d'Aviano Gasse通りから見ることが出来る、このインスタレーション「Expectation」は、ウィーンに生まれた画家グスタフ・クリムトの絵「Expectation」へのオマージュとして制作されました。無数のミラーで出来た三角形状のモビールのアレンジにより、クリムトの絵が放つ、リズム、動き、そして驚きを表現しています。ニコラは言います。「私は、いつもこう考えています。『どうして建築は動き出さないのか、そして逆にモーショングラフィックは、何も残せないのか。』と。なので、この二つを融合させたくなるのです。」

キュリオシティのサイトから動画もご覧いただけます。

動画を閲覧する場合はこちらをクリックしてください。

グエナエル・ニコラは、ミラノデザインウィーク2O11の主要な2つのイベントに参加します

イタリアの建築デザイン誌「インテルニ」が主催するこのイベントは、FuoriSalone 2011の毎年恒例の主要イベントとなっています。今年のテーマは、mutant architecture。一連の国際的に活躍する建築家によって設計される実験的なインスタレーションは、ミュータント（変異）オブジェ&建築の新しい可能性を探るものです。

各々の建築家、デザイナーによる9件の独立した巨大なインスタレーションが大学のキャンパス内に設置されます。ニコラの作品「Suspended colors」は、Cortile dei Bagni で見る事が出来ます。絶え間なく揺れるファイバー製の回廊は、風や人に触れられる事で、生命を持ちます。この作品はイタリアのデボラ社とカラーキネティクスジャパンの協賛で実現しました。

開催概要
会期:2011.4.11（月）- 4.23（土）
時間:4.11 - 4.17　9:00 - 24:00
        4.18 - 4.22　9:00 - 21:00
        4.23　9:00 - 16:00
会場 : ミラノ大学構内

「TRON designs CORIAN®」エキシビションは、デュポンとディズニーがアートディレクションを手がけたオリジナルプロジェクトです。あらゆる作品、そして、作品の背景に、デュポン™コーリアン®が使われます。最先端な技術を持つメーカー、建築家、デザイナー達がこのイベントのために、デュポン™コーリアン®のハイテク感を活かし、「トロン:レガシー」にインスパイアされたインテリア、建物を表現し生ます。ニコラは、エキシビションのエントランス部分、「フリンズアーケード」を表現します。

開催概要 会期: 2011.4.12（火） - 4.17（日）
時間 : 10:00 - 22:00
会場 : "ビスコンティ・パビリオン"、ミラノ トルトーナ通り58

このメールは、これまでお付き合いのある方々にお送りしています。 配信ご不要の方はお手数ですが下記アドレスまでご連絡ください。
info@curiosity.jp