12 FEB, 2019

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MONCLER NEW STORE IN SINGAPORE:
THE “BLOWN UP” ICON
 

モンクレールの新たな旗艦店が、シンガポールの都市景観を代表するシンボル、マリーナ・ベイ・サンズ内にオープンしました。 ブランドの個性を体現した象徴的なファサード:モンクレール・ダウンジャケットの膨らみを丁寧に再現した曲線が、ブランドの世界観を鮮烈に印象付けます。昼夜問わず、行き交う人々の目を惹きつけるそのファサードは、目の覚めるようなコントラストを見せるインテリアへと客足を誘います。

 

モンクレールの象徴的なフォルムが端正に描き出されたファサード。 内側から広がるように現れる132個の石材は、石とは思えない柔らかなフォルムを見せています。

 

象徴的にデザインされたパターンの連続で、3つのフロアを覆い尽くす巨大なファサード。

 

コントラストをつけた空間で、モンクレールの持つ多様な世界観が表現されています。 氷山の中へと入り込むかのような感覚を覚える、反射ミラーの張り巡らされたアイスホワイトの空間。純白の素材の中にディスプレイされたアイテムは、白いキャンバスに塗られる色彩のよう。モンクレールの豊かな色彩と表情が、清潔感あふれる真っ白な世界で存在感を放ちます。

 

白い空間とは対照的な姿を見せる、漆黒の空間。 鏡の効果で奥へ奥へと果てしなく広げられる、温かみのある木材とグレイの石材の織りなすコンポジションが、温もりと和みの空気を醸します。この空間を象徴的に仕上げる鏡板は、その姿を消し去るような広がりを見せています。 ディスプレイの陰影で生まれる明暗のコントラストの中に、アイテムが浮かび上がります。 対照的な空間が緊張感と驚きを生み、新たな好奇心を呼び起こします。

 
 

新たなコレクションとの出会いを演出するのは、遊び心あふれるミラー天井と壁面。 まるで知覚に変化を与える迷路のように。また、垂直と平行、無限と有限、光と影、といった、相反するもの同士の対話のように。 反射の効果は、さらに、2つのフロアにつながりを生みます。

 

浮遊する石材と宙につられたディスプレイが天井のミラーに映り込み、非物質感覚と未来感覚を醸し出します。 ライティングの使い方とエレメントの組み合わせが、無重力感溢れる、前衛的、かつ、シュルレアリズムのような雰囲気を作ります。

 

シンプルで剛健な、氷塊のようなカウンター。

PHOTO: ALESSANDRA CHEMOLLO

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