東京、銀座の中央通りに圧倒的な存在感で現れたロレックスタワー、その4フロアにまたがって新たなロレックスの旗艦店が生まれました。
ストアの内装とファサードをデザインしたのは、キュリオシティ、グエナエル・ニコラです。
一流時計ブランドとその立地に相応しく、伝統とモダニティを融合させたストアは洗練を保ちながらも人目を惹きつける魅力にあふれています。ロレックスの唯一無二の個性を浮かびあがらせるその姿は、同時に日本、東京の文化に宿るおもてなしの心との絶妙な調和を感じさせます。
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ロレックスブランドを象徴するかのような外観を誇るビル。
ストアのファサードには、ロレックスのアイコンとも言えるベゼルパターンをあしらいました。大胆かつ繊細なメタルメッシュが織りなす象徴的なパターンは、低層から高層に向かってつけられたグラデーションで、よりダイナミックな視覚効果を強調しています。京都で制作されたメタルメッシュにより二種類のベゼルパターンが揺らめき輝くガラスのファサードが、キネティック効果で、見る角度に応じて異なる表情を映し出します。
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深いグリーンのストーンが縁取るエントランスから、店内の姿が鮮明に路面へと伝わります。活気溢れる中央通りの雑踏から静寂の世界へと結ぶ架け橋のように、ブランドカラーのゲートがお客様を迎えます。
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店内に入ると、空間に導かれるままに、ダイナミックな空間に遭遇します。
重ねられた層が創り出す洗練された雰囲気は、トラバーチン、栓ウッド、磨ガラス、といった絶妙な素材のパレットによる繊細な美が反映されています。
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空間の中にさらに空間を生み出す、円形のカウンターの上に浮かぶ二層の大きなガラスのエレメント。木製のルーバーの後方に設えた鏡の効果が、そのエレメントとカウンターを巨大な円形に仕上げ、空間のダイナミズムを強調しています。
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現実と仮想が調和を見せる東京の街は、過去と未来をつなぐ都市と言えます。
その象徴のような没入空間。全方位に張り巡らされたデジタルフレームが、新たなロレックスの世界を見つける旅へと引き込みます。
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お客様を上階へと誘うように、丁寧にデザインされた空間。訪れる人の視線を集めるシンボリックなエレベーターを、トラバーチンの階段と木材のルーバーが囲み、温かな雰囲気で迎えます。
その重厚な佇まいは、4つのフロアをつなぐ移動手段としての機能にとどまらず、空間に独創的な個性をもたらしています。
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2階でお客様を迎えるのは、連なるサロンへと導く開放的な空間。ブランドを象徴するグリーンの石材でカウンターを設えた、広々としたバーエリアが特徴的です。
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深いグリーンで整えられたバーエリアは、特別なお客様をもてなすのみならず、その象徴的な色彩をファサードから覗かせることで、ブランドの個性を路面へと届けています。
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空間全体を贅沢に使って広がるセールスエリア。大きなトラバーチンの壁面に彫り込まれたニッチが織りなす個室が奥へと続きます。メタルメッシュのパーティションが、モダニティとタイムレスな感覚の絶妙なバランスでプライベートな空間を演出します。
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さらに特別なお客様を迎えるプライベートサロンは、3階に用意されています。
熟慮して選び抜いた素材で、温かなおもてなしの空間に仕上げました。深いグリーンの石材、漆のような質感で整えた空間が和の感覚を演出し、その存在感が洗練されたラグジュアリーを運び込みます。
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ロレックスの代表的なコレクションやモデルの個性を表現すべく、キュリオシティのキュレーションによって丁寧に整えたそれぞれのコーナー。壁面を彩るライブラリーに並ぶのは、ブランドのシグネチャーモデルの真髄を捉えたアートピース。日本のアーティストによって特別に創られたオリジナル作品です。
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優れたアフターサービスと特別な体験を提供する地下のフロア。ブランドの誇る卓越した職人の技術が見られる工房を備え、専門的な手腕で顧客の好奇心と高揚感を刺激します。
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多様で複雑な技巧に満ちた時計の世界を顧客に伝える「ムーブメント」ギャラリー。プロの職人の技が輝きます。
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外装から内装まで全方位で考え抜いてデザインされたストアが、国内の職人、アーティストとの協力を得て、実現しました。ブランドの持つコレクションの魅力、吟味されたストーリー、技術・技巧とホスピタリティを表現したストアが、老舗のウォッチメゾンの誇りを銀座の街に伝えます。
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