8 JUL, 2022

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SEIDO COLLECTION BY CURIOSITY FOR LUXENCE, LUXURY LIVING GROUP
 

今年開催されたミラノ国際家具見本市(ミラノサローネ)で、キュリオシティがデザインした家具コレクションが展示されました。イタリアの高級家具メーカーであるLuxury Living Groupの「LUXENCE」のカプセルコレクションとして展開される「SEIDO」は、グエナエル・ニコラがこれまでインテリアデザイナーとしての豊富な経験で培ってきた家具に対する哲学を雄弁に表現しています。

 

コレクションに名付けられた「SEIDO」は、日本語の「静」と「動」から着想を得たものです。 その名が表すように、落ち着きと刺激、静けさと動き、といった両極の感覚の絶妙なバランスの中で、空間を作るオブジェのような存在として、このコレクションは誕生しました。

一人掛けからラージソファー、ローテーブル、ダイニングテーブル、チェアー、シャンデリア、スタンドライト、アイコンとなるロッキングラウンジチェアなど、SEIDOコレクションでは多様な家具を提案しています。

家具の一つ一つが、出会った瞬間に驚きの感覚と好奇心を呼び起こし、それによって、思いがけない発見やコミュニケーションを生み出します。 シンプルな動きがやがて極上の心地よさを生み出し、現代的なラグジュアリーに溶け込んでいきます。

 

SEIDOの二面性は、使用する素材にも表現されています。極めてグラフィカルに構成されたそれぞれのアイテムは、異素材を組み合わせて作られています。 別のアイテム同士の対話がコレクションの中にエネルギーと洗練を生み出し、軽やかさと重厚感、透明と不透明、自然と技巧、といった、相反する価値観を表現しています。

 

MILLE
ロッキングチェアのように揺れるように作られた、美しいデイベッド、MILLEは、このコレクションのコンセプトを見事に体現し、ラグジュアリーな家具の世界に驚きの体験をもたらします。非常に細く作られた脚が、連続する動きをさらに効果的なものにします。

 

VOLO
グラフィカルな屏風に囲まれた一脚のソファ、VOLOには、建築的な雰囲気が漂います。ソファに身を沈めると、レーザーカットで施されたジオメトリックなパターンが醸し出すミステリアスな感覚に包まれます。角度をつけた幾何学模様が、インテリアに動きをもたらします。


 

SOMMA
SOMMAは天板が二つに割けていくかのようなダイニングテーブル。驚きを創造するようにデザインされたその姿は、インテリアに新しい感覚をもたらします。 ガラスと木のコンビネーションは、重厚感と透明感、豊かさと素朴さを同居させ、モダニティを表現しています。


 

ARDORE
遊び心をデザインしたようなシャンデリア、ARDOREはインテリアに創造性をもたらすアイテムです。動きのエレメントは幾何学的な変化を見せます。水平に整えるとミニマルな彫刻のようなモダンな姿に、動きを加えると装飾的なオブジェに。その瞬間の雰囲気に合わせた変化を楽しめます。

PHOTO: Courtesy of Luxury Living Group

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