06 DEC, 2010

キュリオシティ、 グエナエル・ニコラのデザインによる「MIXX バー＆ラウンジ」が、 ANA インターコンチネンタルホテル東京にオープンしました。 600平米にも及ぶ都内ホテル最大級のバーラウンジは、 36階という高層に位置し、 光と影を巧みに用いながら、 東京の街を眺める絶好の窓になっています。

この空間は、伝統的な技能や芸術をモダンなデザインに織り込む事で、日本の豊かな文化を間接的に継承しています。柔らかな空間が、窓越しに眺めるデジタル肖像のようなシャープな東京の景色を対照的に引き立たせます。

エントランスには、「光のゲート」が施されています。ミラーにより際限なく反射している白い布製のスカルプチャーは、その繊細さが、光の力強さとバランスをとっています。

スカルプチャー越しに見えるオープンバーエリア。ランダムに設えられたハイカウンタースペースは、親密かつ社交のスポットです。デートや友人と集まってのカクテル、または隣に位置するピエールガニエールのレストランのウエイティングバーとしても機能します。

メインバーエリア。中央に設置された、シンボルとも言える10メートルのロングバーカウンターからは、窓越しに昼は富士山、夜は東京のデジタルな夜景が見渡せます。

ラウンジエリア。暗闇の中を舞うような白い布のアートワークが、センターテーブルやさらに親密感のあるソファエリアへ誘います。ソファは、窓に沿ったジグザグなコーナーに囲まれるように設置されているため、居心地よく感じます。たてに延びた明かりが、包み込むように雰囲気を与えると共に、暗闇のスペースを大胆に引き裂いていきます。

アートワーク、細かく鍛造されたワインクーラーや漆器製のキャンドルホルダーなど、小物もMIXXのために特別に製作しています。

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