16 SEPTEMBER, 2016
シチリアの太陽を日本に: ドルチェ&ガッバーナは、東京・青山に新たな旗艦店をオープンします。革新的なデザインプロジェクトにより生まれたのは、空間の構造、光によって浮き上がるプロダクトや素材、そしてコントラストと特別な遠近感のエモーショナルな融合です。唯一無二のコンセプトを持つブティックを東京にオープンするにあたり、デザインを担当したのはキュリオシティ、グエナエル ニコラ。彼はドルチェ&ガッバーナのクリエイティヴな精神とシチリアのルーツを極東の地へ運ぶことを求められました。
面積550平方メートルに及ぶ新たなブティックのデザインと内装には、キアロスクーロ(明暗対照法)効果によりシチリアならではの光の輝きを表現しました。漆黒の空間の店内では、規則的な間隔でプロダクトが照らし出されます。天井に設置された400個以上の可動式プロジェクターは絶えずオン/オフを繰り返しながら、まるでシチリアのよく晴れた日のように、プロダクトを鮮やかに輝かせたり、影の中に隠したりします。
ブティックは2つのフロアから構成されました。1階には、メンズとウィメンズ向けのレディ トゥ ウェア コレクション、アクセサリー類、レザーグッズなどが並びます。また、2階にはシューズ、メンズ フォーマルウェア、ウィメンズ イブニングウェアがディスプレイされます。
床、什器などすべてがゴールドで特別にデザインされたファインジュエリー コレクションのコーナーも設けられました。
フロアはブラックのセラミックタイルが敷き詰められ、店舗中央に配したゴールドの広い階段は、まるで輝く大きなキャンドルのようです。それは力強い存在感を放ち、訪れた人々の目をひきつけることでしょう。
外壁にはイタリア産大理石・アラベスカートを選びました。ウインドウや小物類のディスプレイケースの中にも同様の大理石を使用しています。一方、「ドルチェ&ガッバーナ」のブランド名を冠したエントランスのパネルには大理石・ブラックカルニコが使われています。
撮影:繁田 諭
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